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バイデン大統領「民主主義国家は勝てないと思われている・・・」

アメリカのバイデン大統領は中国やロシアを引き合いに出し、「民主主義国家は決定に時間がかかり競争に勝てないと思われている」と述べ、政権の目玉政策である2つの大型法案の早期成立を呼びかけました。

アメリカ バイデン大統領
 「専制主義の国々はこう見ていますよ。『世界の変化は早いのに、民主主義国家は合意に時間がかかりすぎる』と。ジョークではありません。プーチンや習近平らと会いましたが、彼らはアメリカが21世紀では競争に勝てないと思っていますよ」

 アメリカでは、バイデン政権が早期成立を目指す、▼110兆円規模のインフラ投資法案と、▼390兆円規模の歳出法案が一部の議員の反対で採決できない事態が続いています。

アメリカ バイデン大統領
 「中国が不公正な貿易慣行で競争相手を出し抜こうとしているのは明らかですが、話はそれだけではありません。中国は大きな国内投資をしているんですよ。国の経済規模で比較すると、アメリカの3倍も投資しているんですよ」

 バイデン大統領は、国内への投資が中国などに遅れをとっていることを強調し、2つの大型法案で「アメリカの民主主義が機能することを示そう」と早期成立を呼びかけました。

6日 10時33分
TBS