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2021/10/7
 牧島かれん新デジタル相もNTTから豪華接待を2回受けていた
 デジタル庁を巡っては、平井卓也前デジタル担当相(63)や、ナンバー2の赤石浩一デジタル審議官がNTTから高額接待を受けていた問題が発覚。平井は
 閣僚給与1カ月分を自主返納し、赤石には減給10分の1(1カ月)の懲戒処分が下されているが、牧島は麻生派の所属で、2012年の衆院選で初当選した、
 いわゆる“魔の3回生”で、「河野太郎前ワクチン担当の父・洋平氏の神奈川17区を継ぎました。その関係から、総裁選では河野氏のために最も汗をかい
 た議員の1人です」(自民党関係者)
 一方で、牧島はデジタル政策に通じた若手議員として知られていたが、自民党デジタル社会推進特別委員会の事務局長として、昨年6月11日には、DX推
 進などを盛り込んだ政策提言も取りまとめているとの事。
「こうした実績などが買われ、河野氏と近い存在ながら、岸田政権でデジタル相として抜擢されました。44歳は閣内最年少です」(同前)
 その牧島が同社から接待を受けたのは、2019年6月13日と2020年6月9日の2回。場所は、平井らも接待を受けたNTTの会員制レストラン「KNOX」で、相手は
 いずれもNTTの秘書室長で、料金は1人5万円で、これは「最も高いコース」との事。
 牧島に、2回の接待について事実関係の確認を求めたところ、「会食を伴う意見交換を行ったのは事実です。(飲食費を)支払った記憶はございません。
 政治家として様々な方と意見交換を行うことは重要であり、問題ないと考えています」
※牧島かれんがDX推進の政策提言を行った時期と、NTTから接待を受けた時期が一致し、牧島自身が飲食費を支払っていないと断言している為、NTTがその
 後のDX推進事業に参入していた場合、特定の企業の利益誘導の為に行う口利きを行った可能性が高く、あっせん利得処罰法が適用できる。この様な人物
 を大臣に就任させる岸田内閣に政権担当能力は無いと断言できる為、来る第49回衆院選挙では、自由民主党・公明党並びにそれらに媚を売る日本維新の
 会、ファーストの会の公認・推薦する候補者には、一切の投票をしない事を強く勧める。

 あっせん利得処罰法の公職者あっせん利得罪(1条)
 公職にある者(自由民主党公認衆院議員=牧島かれん)、地方公共団体の議会の議員又は長が・国若しくは地方公共団体が締結する契約又は
 特定の(=NTT)に対する行政庁の処分(=DX推進事業への参入)に関し
・請託(=NTTから接待)を受けて
・その権限(=政府与党自由民主党所属国会議員)に基づく影響力を行使して
・公務員にその職務上の行為をさせるように、又はさせないようにあっせんをすること又はしたことの報酬として財産上の利益を収受した
 ときは、3年以下の懲役に処する。

関連する報道:
2021/10/7
 ドコモ出身の小林史明議員、デジタル副大臣に
 政府は6日、岸田内閣の副大臣および政務官を発表したが、NTTドコモ出身の小林史明衆議院議員がデジタル副大臣に任命されたが、小林は、2017年〜
 2018年に総務大臣政務官を務め、その後、自民党青年局長、自民党のデジタル社会推進本部事務総長、行革推進本部規制改革チーム座長を経て、2021
 年1月、河野太郎内閣府特命担当大臣の大臣補佐官に就任。ワクチン接種事業をサポートし、ワクチン接種の記録システム構築などに携わったとの事。
 松野博一官房長官は「個別の人事について回答は控える」とした上で、小林議員の副大臣就任と山田太郎議員のデジタル大臣政務官就任について「牧島
 かれんデジタル大臣を支え、全ての国民にデジタル化の恩恵が行き渡る社会の構築に向けて尽力していただくことを期待している」との事。
※NTTドコモへの利益誘導の為に、同社出身の小林史明がデジタル庁の副大臣に任命された模様。