富山 2021.10.11 18:54

 政務活動費をだまし取ったとして詐欺の罪に問われている富山市議会元議長の村上和久被告は、一審判決を支持し再び有罪とした名古屋高等裁判所金沢支部の判決を不服として上告の申立書を提出しました。

 富山市議会元議長の村上和久被告(60)は、自らの広報誌印刷代の名目で、2011年から2014年付けのうその領収書を使って、政務活動費あわせて72万円余りをだましとったとして詐欺の罪に問われ、富山地方裁判所の一審判決で懲役1年、執行猶予4年の判決を受けました。

 今月5日の控訴審判決も一審判決を支持して被告の控訴を退けました。

 村上被告はこの判決を不服とし今月8日、最高裁判所へ上告する申立書を提出しました。村上被告は「重大な事実誤認がある。これから上告趣意書を作る」としています。

https://www.knb.ne.jp/nnn/news101kdy4q7fsd1jfhzs9.html