少量で効果が期待される新しいタイプの新型コロナワクチンの臨床試験が国内で始まりました。

医療ベンチャー「VLPセラピューティクス・ジャパン」は大分大学などと協力し、新型コロナワクチンの臨床試験を始めたと発表しました。

健康な成人45人を対象に3グループに分けて投与し、安全性と有効性を確認します。

開発しているのは接種後に体内で自己増殖して時間が経つと消失する新しいタイプのワクチンで、投与量が従来の10分の1ほどで済む可能性があるといいます。

少量で効果のあるワクチンが実現すれば副反応が軽くなるほか、短期間でより多くの人に接種が進むと期待されています。

開発が順調に進めば、来年にも厚生労働省に承認申請を出し、実用化を目指したいということです。

国産ワクチンを巡っては、第一三共や塩野義製薬、KMバイオロジクスなどが臨床試験を進めています。

https://youtu.be/_mriD5g5gn0


2021/10/12 20:10
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000231734.html