2021/10/13 22:26

 新型コロナウイルスワクチンの2回接種後に感染した人の8割が、他の人にうつす「二次感染」を起こしていなかったとの調査結果を和歌山県がまとめた。13日に開かれた厚生労働省の助言機関の会合で報告した。

 調査結果によると、感染第5波のさなかの7月11日〜9月10日に、同県内で2回のワクチン接種完了後に感染した235人のうち、191人(81%)が他の人にうつしていなかった。未接種または接種1回のみの感染者2111人では、1515人(72%)が二次感染を起こしていなかった。調査を受け、和歌山県は「ワクチンの2回接種は、地域での感染拡大防止に効果がある」との見方を示している。

ソース https://www.yomiuri.co.jp/medical/20211013-OYT1T50239/