群馬県の山本一太知事は14日、県が問題視している都道府県魅力度ランキングについて「法的措置も含め検討」と発言した真意を説明し、「ランキングがずさんだと分かってもらうための方策として有効ならば、それ(法的措置)を検討するということだ」と述べた。

ランキングは民間シンクタンク「ブランド総合研究所」(東京)が公表したもので、県は前年から4つ順位を下げて44位だった。

同日の定例会見で山本知事は改めて、「ランキングは魅力度を反映しておらず、信頼度が低い。知事としてスルー(無視)できない。県民、国民、メディアにもぜひ正確に理解してほしい」と語った。

その上で、「そのための方策として法的措置が有効ならば検討する。一つの選択肢として検討するという意味だ。やると決めたわけではない」と語った。

「(ランキングを)発表することを押さえつけるというものでもない」とも述べた。

山本知事は12日の臨時会見について、「かなり冷静に話したつもりだったが、激怒しているとらえられたと思う」と話し、受け止めに困惑していると明かす一幕もあった。

2021年10月14日 17時49分 産経ニュース
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