衆議院選挙にあわせて、最高裁判所の裁判官の「国民審査」が告示され、今回は11人の裁判官が対象になります。

 「国民審査」は、衆議院選挙の投票にあわせて、最高裁判所の裁判官を信任するかどうか国民が審査する制度で、憲法79条で規定されています。

 今回は前回(平成29年)の衆議院選挙のあとに任命された11人の裁判官が審査の対象で、これまでで2番目に多くなっています。

 投票は衆議院選挙とともに行われ、20日から期日前投票が始まります。

 投票所で配られる「国民審査」の投票用紙の裁判官の氏名の欄に「×」を書き込むと、信任しなかったことになり、何も書かなければ、信任したことになります。

 「○」など「×」以外のものを書くと、投票そのものが無効になります。

 有効投票の過半数が「×」だった裁判官は罷免されますが、これまでの24回の国民審査で罷免された裁判官は1人もいません。

 投票の結果は衆議院選挙の結果とともに公表されます。

…続きはソースで。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211019/k10013312721000.html
2021年10月19日 5時02分

【NHK・最高裁判所裁判官国民審査・特設サイト】
https://www3.nhk.or.jp/news/special/kokuminshinsa/2021/index.html