新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチン接種率を引き上げるために奔走している米保健当局では、コリン・パウエル元国務長官の死去の知らせに緊張が走っている。パウエル氏が接種完了後に感染する「ブレイクスルー感染(突破感染)」の事例であることが知らされたからだ。反ワクチン派(Anti−Vaxxer)の間で「コロナワクチンは効能がないことが証明された」という主張が出てくる中で、医療界はパウエル氏の年齢と過去の健康履歴に注目してワクチン効用論を強調した。

18日(現地時間)、米CNN・ニューヨーク・タイムズ(NYT)など現地メディアは、パウエル氏の事例がワクチン反対運動に悪用されるのではないかと当局が懸念しているとし、「パウエル氏の事例はワクチンの失敗を意味しない」という保健および感染病専門家のインタビューを相次いで報じた。

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10/19(火) 16:18配 中央日報日本語版
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