新型コロナウイルスの感染拡大によって影響を受けたものの1つが電車の混雑率。テレワーク人口の拡大などにより、東京圏を走る鉄道の混雑率はどの程度影響を受けたのでしょうか?

 今回は国土交通省が公表している「三大都市圏の主要区間の混雑率(2020)」をもとに、東京圏の主要区間における混雑率が高い路線を、ランキング形式で紹介します。

(出典:国土交通省「資料2:三大都市圏の主要区間の混雑率(2020)」)

●第3位(123%):東急東横線(祐天寺→中目黒)
 同率第3位の1つ目は東急東横線の「祐天寺→中目黒」間です。混雑率は123%でした。

 東急東横線は、渋谷駅と横浜駅を結ぶ路線です。前年度のデータと比較すると、当時の混雑率は172%と今回は大幅に下がっています。

●第3位(123%):東京メトロ東西線(木場→門前仲町)
 同率第3位の2つ目は東京メトロ東西線の「木場→門前仲町」間です。混雑率は同じく123%でした。

 東京メトロ東西線は、中野駅と西船橋駅を結ぶ路線。出発地点の千葉方面がベッドタウンとして栄えているほか、日本橋や大手町といったビジネス街を通っていることが混雑率の高さにつながっていると推測されます。

●第2位(126%):東急田園都市線(池尻大橋→渋谷)
 第2位は東急田園都市線の「池尻大橋→渋谷」間です。混雑率は126%。

 東急田園都市線は、渋谷駅と神奈川県大和市の中央林間駅を結ぶ路線です。前年度の6位から順位を4つ上げる形になったものの、混雑率は183%から60%近く減少しています。

●第1位(129%):都営三田線(西巣鴨 → 巣鴨)
 第1位は都営三田線の「西巣鴨 → 巣鴨」間です。混雑率は129%でした。

 都営三田線は、目黒駅と板橋区の西高島平駅を結ぶ路線です。西高島平駅から巣鴨駅までは郊外と都心部を結ぶ私鉄のような役割を果たしてます。目黒方面では目黒駅近辺が、西高島平方面では巣鴨駅近辺の混雑率が高いようです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e3bad4195d23acd5ff50dfe455a9f4155f0cc8a1

1位から31位
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