2021年10月22日12時07分

 【北京時事】中国紙・証券時報(電子版)は22日、経営危機に陥っている中国不動産開発大手・中国恒大集団が、23日に未払いの猶予期間が終わる米ドル建て社債の利息8350万ドル(約95億円)を支払うと報じた。間近に迫っていたデフォルト(債務不履行)はひとまず回避される見込みだ。


同紙によると、恒大は21日に利払い資金を米シティバンクの口座に送金。23日までに債権者に支払いが行われるという。

中国恒大株、香港で取引再開 一時14%安、子会社も急落

 恒大は9月23日以降、ドル建て社債の利払いを3回にわたって見送っている。期日から30日間の猶予期間内に支払いができなければデフォルトとなる。

ソース https://www.jiji.com/sp/article?k=2021102200495&;g=int