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KMバイオロジクスが開発中の新型コロナウイルスワクチン(同社提供)

KMバイオロジクス(熊本市)は22日、開発中の新型コロナウイルスワクチンの臨床試験(治験)が最終段階に入り、2千人に規模を拡大した治験を国内で始めたと発表した。この日、被験者数人に1回目を接種した。2022年度中の実用化を目指している。

国内12の医療機関で、ワクチン未接種の18歳以上の健康な男女に27日の間隔を空けて2回接種し、有効性と安全性を検証する。3月に始めた20歳以上の210人を対象にした初期段階の治験で、高い安全性と一定の有効性を確認したため、次の段階に進んだ。

KMバイオが開発するのは従来型の不活化ワクチン。同社は今回の治験を着実に実施しながら、最終の第3相治験への準備を進めるとしている。同社は、3回目接種や若年層向けの治験も検討している。

国産ワクチン開発を巡っては、塩野義製薬と第一三共も21日、初期段階の治験で安全性と有効性を確認し、次の段階の治験に進むと発表した。(田上一平)

2021年10月22日 19:48
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