カンボジア和平に関するパリ和平協定締結30周年について(外務報道官談話)
令和3年10月23日
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本日、カンボジア内戦を終結させるためのパリ和平協定締結から30周年を迎えました。カンボジア政府及び国民が、この30年間で平和を達成し、めざましい経済発展を遂げたことに祝意を表します。

我が国は、カンボジアが、パリ和平協定やカンボジア王国憲法に掲げられた原則を礎として、今後も更なる発展を遂げることを期待します。

我が国は、これからもカンボジアと緊密に連携して、二国間協力を発展させるとともに、地域及び国際社会の様々な課題にも協力して取り組んでいきます。

[参考1]パリ和平協定(The Paris Peace Agreements)
 1991年10月23日、フランスのパリで調印された協定で、正式名称は「カンボジア紛争の包括的な政治的解決に関する協定」(Comprehensive Cambodian Peace Agreement)。同協定は、「カンボジアに関するパリ会議の最終文書」、「カンボジア紛争の政治的な解決に関する合意」、「カンボジアの主権、領土の保全と不可侵、中立と国家統一に関する合意」、「カンボジアの復帰と復興に関する宣言」で構成されている。

[参考2] 日本はカンボジア和平に向けて国際社会と協力し、1980年代後半から始まる和平交渉に参加するとともに、カンボジアでの国連平和維持活動には自衛隊員などの要員を派遣しました。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/page1_001060.html