10月22日 20:08

兵庫県西宮市の医療機関で、新型コロナウイルスのワクチンを再冷凍するなど、200人以上に不適切な接種をしていたことが分かりました。

西宮市によると、市内の医療機関1カ所は一度解凍したファイザー社製ワクチンを再び冷凍したり、保存期限の1カ月を超えて使用したりするなど、214人に不適切な接種を行っていました。

この医療機関では接種の希望者が減った後も、予約が入ると見込んでワクチンを発注し続けていて、「冷凍の方が長持ちすると考えた」と話しているということです。

西宮市は該当する市民の特定を終えていて今のところ健康被害はありませんが、希望する人に抗体の量を調べる検査を行う方針です。

https://www.ktv.jp/news/articles/ee578892_5bee_40f1_a430_894faa5e0dbf.html