くりを自動収穫 AIロボットの開発検討会

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20211026/1070014939.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

くりの収穫量日本一の茨城県が開発を進めている、AI=人工知能を使って
くりを自動で収穫するロボットを生産者などに見てもらう検討会が開かれました。

茨城県は、去年の国の調査でくりの収穫量が3800トン近くに上る日本一の産地ですが、
生産者の高齢化が進み、地面に落ちた実を拾う収穫作業の効率化が課題となっています。
こうしたなか、茨城県では、埼玉県のベンチャー企業とともにAIを使った
収穫ロボットの開発を進めていて、26日は、笠間市にある県の研究所のくり畑で
ロボットを見てもらう検討会が開かれ、生産者などおよそ40人が参加しました。

このロボットは、備え付けのカメラに写るくりの実やいがをAIで認識して、
自動でアームを動かして一つ一つ拾うことでくりに傷がつくのを防げるということです。
ロボットは、2秒に1個ほどのスピードでくりを拾っていきましたが、
実が入っていない、いがだけを拾ったり、うまくつかめなかったりすることもあったため、
生産者の意見を聞きながらさらに改良していくことになりました。

参加した生産者は、「高齢化が進んでいるなか農作業の機械化は必要なので、
実用化してもらいたい」と話していました。
茨城県産地振興課の方波見誠課長は、「生産者が求めている機能まで高められるように
開発を頑張りたい」と話していました。

10/26 17:37