0001ボラえもん ★
2021/10/27(水) 13:18:40.71ID:0edU2TIK9一体なぜ、こんなことになったのか?
長年日本経済を分析してきた、実業家で元ゴールドマンサックスのアナリスト、デービッド・アトキンソン氏は…
実業家 デービッド・アトキンソン氏:
1つは、国がそのリーダーシップを発揮してない。口は出すけどお金を出さないということで、これでは誰も乗ってこないですよね
特に、政府が”新たな価値を生み出す産業”を主導してこなかったことが問題だというアトキンソン氏。
そしてもうひとつの問題は…
実業家 デービッド・アトキンソン氏:
最低賃金のところになりますけども、要するに日本人みたいによく教育されている・真面目に仕事をする、
そういう国民なんですけど。最低賃金があんまりにも安すぎることによって、経営者としては、倫理感が強くて真面目に真面目に働く人たちを、
あまりにも安い賃金で雇うことができる。そういうことをベースにしてですね、
もう努力する必要がない・経営者としてそこに乗っかってるだけで工夫する必要はありません。ですから、動き出すインセンティブがないんです
そう、日本人があまりに従順すぎて、どんなに給料が安かろうが文句ひとつ言わないため、経営者はなんの努力もしなくなるという。
では、他国では本当にそれほど最低賃金が高いのか?
ニューヨークで、学生たちにアルバイトの時給を聞いてみると…
『調理のアルバイトをしていますが、時給は最低賃金の15ドルです』
『大学の広報を手伝っています。時給は15ドルです』
『MUJIという日本の会社で働いています。時給は15ドルですね』
軒並み15ドル、日本円にして約1,700円という答え。これは日本の都道府県で一番高い東京の最低賃金(1,041円)の、1.7倍となる計算。
こんなに高くて企業はやっていけるのか?
実業家 デービッド・アトキンソン氏:
これは経済学の基本中の基本なんですけども、給料が上がってくると(経営者は)イノベーションをするようになります。
先進国の場合は人間に払わなきゃいけないコストが高いので、高くなればなるほど、その賃金を払うために機械化もしますし、ビッグデータも使いますし、いろんな工夫をしてやっていきます
先に賃金を上げてしまえば、経営者は否が応でも知恵を絞るのだという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d90537072ea37ead4e2be73366c689f1aa6ca70?page=2