国内のワクチン接種率は26日現在、1回目が77%、必要回数の接種完了も70.1%と「7割の壁」を達成した。

東京では、25日から飲食店での酒類提供や時短営業の制限が解除され、今後、新規感染者数の状況次第では、
ワクチンパスポート発行による海外旅行需要の回復なども見込まれる。

一方、さまざまな事情で接種が進んでいない人も少なくない。
そんななか、ワクチン接種に関するある調査が、ネット上で物議をかもしているという。

「Twitterのタイムラインに流れてきましたが、調査冒頭の要旨部分を見て驚きました」

こう話すのは、都内在住の30代女性だ。自らは2回のワクチン接種済みだが、調査結果に驚いたという。

それは、独立行政法人経済産業研究所が6月に出した「どういう人々が新型コロナウイルスのワクチンを接種したがらないか
インターネット調査における検証(改訂版)」というもの。

この調査には、インターネットによる調査の背景について
<どのような人々が新型コロナウイルスのワクチン接種に対する抵抗感を持っているかについての実態把握が急務である>と書かれている。

有効回答者数1万1846人のうち、未接種である1万1637人が、3つの選択肢から接種意欲を回答している。

「接種するつもり」「接種しないつもり」「まだ決めていない」という3つの選択肢への未接種者の回答は、それぞれ60.9%、9.0%、30.1%。

「接種するつもり」の人々に比べて、「まだ決めていない」人々は、女性、低学歴者、低所得者、
預貯金額の少ない人々、うつ傾向がある人々、痩せている人々で多く、高齢者、夫婦のみの世帯、
高血圧か脂質異常症の人々、最重視する情報源がテレビ(NHK)の人々、他人を信用する人々、新型コロナへの恐怖が強い人々で少なかった、という結果に。

ワクチンを「接種しないつもり」と回答した人々も、「まだ決めていない」人々とほぼ同じ属性結果が出ている。

「私の周りでは状況は逆で、高学歴の人のほうが受けていない印象が強かったので、意外でした。
この結果自体は事実なのでしょうが、ここまで如実に属性傾向が断定されてしまうと、怖さを感じてしまいます」(前出の女性)

副反応が少なく、有効性が認められているワクチン接種だが、決して強制すべきものではない。

こうした情報が出回ることで、接種していない人への差別的な行為、「ワクチンハラスメント」が心配されているのも事実だろう。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296661
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