https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20211029/5090016078.html
軽石漂着で貨物船運航に支障の港 復旧費用を国が補助

沖縄本島などに大量の軽石が漂着している問題で、国土交通省は港で貨物船の運航に支障が出ていて管理する自治体が復旧を行った際、その費用を補助することを決めました。

沖縄県内では沖縄本島を中心に大量の軽石が今月中旬から漂着しているのが確認され、漁業や観光業に影響が出ています。

国土交通省港湾局によりますと、貨物船が運航する港に軽石が漂着したという自治体からの報告は、今月26日までに県内9つの港に上っているということです。

軽石が漂着したと報告があったのは∇那覇港、∇中城湾港、∇奥港、∇古宇利港、∇運天港、∇渡嘉敷港、∇前泊港、∇野甫港、∇内花港となっています。

国の制度には、災害が起きて港湾機能に影響が出た場合、管理する自治体が復旧を行った際の費用を補助するものがあり、国土交通省は今回の軽石の漂着で貨物船の運航に支障が出ている場合、この制度を適用することを決めました。

制度が適用されると、復旧にかかる費用が最大80%まで国から補助されるということです。

10月29日 07時05分
NHK