立憲民主党を中心に候補者を一本化して衆院選に臨んだ共産党の志位和夫委員長は31日、党本部で記者会見し、
「都市部などで自民党重鎮を倒すことは野党共闘なしにはできなかった。この道は揺るがず発展させたい」と手応えを語った。

 与党の過半数確保を受けて、「残念だが、私たちはチャレンジ(挑戦)を続ける」と強調。
来年夏の参院選に向けて、「この間の(野党4党の)共通政策や(立民との)政権協力の合意を土台にして戦いたい」と意気込んだ。

 与野党一騎打ちの構図をつくるため、共産は小選挙区の候補を現行制度下で最少の105人に絞り込んだ。
志位氏はNHKの報道番組で「さまざまな制約を上回って、今の政治を変えようと真剣に取り組む党への期待も広がっている」と指摘した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/77c70080e0f9b661a44b428333d9c87c4169f8ed