立民候補に一本化した選挙区全体では、統一候補は立民支持層の90%、共産支持層の82%を固めた。
一方、共産候補に一本化した選挙区全体では、統一候補は共産支持層の80%を固めたのに対し、
立民支持層は46%にとどまり、自民候補(20%)、日本維新の会候補(11%)などに票が流れた。
立民支持層の共産候補への投票は局所的だったことがうかがえ、両党の協力関係が一枚岩でないことが明らかになった。

 立民候補に一本化して「自民対立民」の事実上の一騎打ちとなった千葉8区では、立民新人の本庄知史氏が自民前議員の桜田義孝・元五輪相を下した。
本庄氏は立民支持層の9割超を固めたうえ、共産支持層のほとんどの支持を得て票を上積みしたことが、桜田氏を破る要因となった。

 一方、共産候補に一本化した東京20区では、自民前議員の木原誠二官房副長官に共産前議員の宮本徹氏が挑んだが、及ばなかった。
宮本氏は共産支持層の9割を固めたが、共闘する立民支持層からの支持は6割にとどまった。
立民支持の3割弱が維新候補に流れており、立民からの支持を固めきれなかった形だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc5314f9cd8b645f3afebec8e0ba097682053428
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