北海道北広島市で、高齢者施設に従事する男性が事実と異なる申告をし、「3回目」のワクチン接種をしていたことがわかりました。

北広島市によりますと3回目のワクチン接種が判明したのは、市内に住む40代の男性です。

男性は市外の高齢者施設の従事者として6月と7月に市外の医療機関で「優先接種」を受けていましたが、
10月30日に市内の医療機関で3回目の接種をしたということです。

市職員が10月31日に医療機関からの記録を確認している中で発覚し、本人に確認したところ判明しました。
これまでのところ健康被害は確認されていません。

当初男性が接種した際は、高齢者施設の従事者としてのいわゆる「優先接種枠」で、手元に「接種券」が無い状態で接種をしていて、
後日市から届いた接種券を持参し、市内の医療機関での問診時に「初めて受ける」旨の事実と異なる申告をしていたということです。

市の聞き取りに男性は「従事者として感染してはいけないと思っていた」などと話していて、
市は市内の医療機関に改めて問診時の確認の徹底をするよう注意を促しています。
https://www.fnn.jp/articles/-/263492