神戸市北区で2017年、家族や近隣住民ら3人を殺害、2人に重傷を負わせたとして殺人罪などに問われた無職、竹島叶実(かなみ)被告(30)の裁判員裁判で、神戸地裁(飯島健太郎裁判長)は4日、無罪判決(求刑・無期懲役)を言い渡した。

 竹島被告は事実関係を認めており、刑事責任能力の有無が争点。
 検察側は、家族らを襲った竹島被告に統合型失調症による妄想の影響があったことを認めつつ、犯行を思いとどまる能力は残っており、「心神耗弱状態にとどまる」と主張した。
 一方、弁護側は竹島被告が妄想に支配され、行動を制御する能力を完全に失っていたとして「心神喪失状態で無罪」と訴えていた。

 起訴状などによると、竹島被告は17年7月16日早朝、自宅で祖父、南部達夫さん(当時83歳)と祖母、観雪(みゆき)さん(同83歳)を金属バットや包丁で殺害。止めに入った母親(57)にも重傷を負わせた。さらに、近くの民家に侵入して辻やゑ子さん(同79歳)を刺殺。近隣女性(69)にも重傷を負わせたとされる。【巽賢司】
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