東京都調布市を走行していた京王線特急の乗客刺傷事件で、ナイフで刺され意識不明の重体となっていた男性会社員(72)が意識を回復したことが9日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁調布署捜査本部は健康状態が良くなり次第、事件当日の状況などを聴く方針。

 事件は10月31日午後8時ごろ、京王八王子発新宿行き特急で発生。殺人未遂容疑で逮捕された服部恭太容疑者(25)は男性に殺虫スプレーを噴射してナイフで胸を刺したとされる。さらにライターオイルを車内でまいて放火したとみられ、他の男女16人が煙を吸うなどしてけがをした。
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