>>56
写真の誕生が絵画に及ぼした影響は確かに大きいけれども、その前後で絵画の在り方がガラリと変わったと考えるのも単純過ぎる見方だな
ゴヤやターナーなど、形態表現よりも主観的感情を優先する画造りは19世紀初頭には始まっているし、写真術が普及した遥か後にも、ワイエスやハイパーリアリズムなど対象の客観的描写をひたすら追求する芸術も盛んに行われた