ヤマハ発動機 川崎重工業などと水素エンジンの共同研究を検討

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20211112/3030013936.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

大手バイクメーカーのヤマハ発動機は、二酸化炭素をほとんど排出しない
「水素エンジン」の研究を、川崎重工業などと共同で行う検討に入りました。
オートバイの分野でも電動化技術の開発が進む中、電動化とは別の選択肢も確保し、
脱炭素に向けた動きをリードする狙いがあるものとみられます。

「水素エンジン」は、ガソリンや軽油ではなく、次世代エネルギーとして期待される水素を
燃焼させて動力とするエンジンで、走行時に二酸化炭素をほとんど排出しません。
ことし5月にはトヨタ自動車が「水素エンジン」の車で静岡県で開かれたレースに出場し、注目を集めました。

こうした中、関係者によりますと、大手バイクメーカーヤマハ発動機は、オートバイに搭載する
「水素エンジン」の研究を川崎重工業などと共同で行う検討に入りました。
一度の水素の補充でどの程度の距離の走行が可能なのかや、実用化した際のコストなどについて、
連携して研究を進める方針です。

世界的に脱炭素に向けた動きが加速する中、国内のバイクメーカー4社は
電動オートバイの電池の規格を共通化することで合意していますが、今回の
「水素エンジン」の共同研究は、電動化とは別の選択肢も確保し、
脱炭素に向けた動きをリードする狙いがあるものとみられます。

11/12 19:17