昭和村の江戸婚礼料理を再現

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20211112/6050016345.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

江戸時代に昭和村で行われた婚礼でふるまわれていた料理が
会津若松市の食文化研究家らによって再現されました。

昭和村は、地域の伝統を見つめ直そうと古文書などを基に江戸時代や明治時代にふるまわれていた
地元料理を再現する取り組みを進めています。
12日、会津若松市の食文化研究家、平出美穂子さんなどが文化2年の古文書をもとに
当時、村で行われた婚礼の際にふるまわれていた料理を再現し、村の関係者たちに披露しました。

このうち「臓煮」は陰陽五行説を踏まえて餅や昆布など5つの具材が
色合いごとに肺や腎臓といった臓器に例えられ不老長寿の願いが込められています。
また、山あいの特徴を生かした山菜の煮物のほか、たいの塩焼きや干しアワビといった
海産物も使われ、多様な食材が使われていた様子がうかがえます。

平出さんは、「江戸時代の昭和村で今でも手に入りにくい食材を集めて
高い技術で調理していたことがわかり驚きました」と話していました。

昭和村総務課からむし振興室根本崇範主査は
「料理の再現を通して昭和村の人たちが自分たちの文化を見直すきっかけになればいいと考えています」
と話していました。

11/12 19:45