伊東市内の市道で遠隔操作の小型バスが歩行者の男性と接触

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20211117/3030013982.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

静岡県は、15日伊東市内の市道で自動運転の実証実験に向けて遠隔操作をしていた
小型バスのサイドミラーが歩行者の男性と接触したと発表しました。
県は、伊東市内で18日から実施する予定だった実証実験を、当面、見合わせるということです。

県によりますと、15日の午後2時45分ごろ、伊東市八幡野の市道で、
遠隔操作が行われていた8人乗りの小型バスの左側のサイドミラーと、
道路脇で犬の散歩をしていた72歳の男性の右ひじが接触しました。
男性にけがはありませんでした。

小型バスは、カメラの映像を通して市内の別の場所から遠隔操作されていて、
運転席に人はいませんでしたが、右カーブを曲がりきれなくなったため
助手席にいた補助員がブレーキをかけて停車しました。

15日は自動運転の実証実験に向けて事前審査が行われていて、バスには補助員のほか、
遠隔操作システムの担当者や立ち会いの警察官などあわせて7人が乗車していて、
時速10キロほどで走行していたということです。
これを受けて中部運輸局は県に対し、原因が究明されるまで
同型の車両の運転を停止するよう指示したということです。

県は、伊東市内で18日から11月24日までの日程で実施する予定だった
自動運転の実証実験を当面、見合わせるほか、12月沼津市と掛川市で予定していた実証実験についても、
原因が究明されるまで見合わせる方針です。

11/17 12:27