「俺は汗水垂らして働いているのに、のうのうと生活保護とは許せない」
と考える人がいるとしよう。
その人は、自分自身の仕事に誇りややりがいを余り感じていないのではないか、
と私は考える。もし、その仕事が生きがいだとするならば、生活保護の失業者に対しては、
「あー、甲斐性がないんだねぇ、お可哀そうに」
となるはずである。
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