由利本荘市の中学校の校長が複数の職員に対して、パワハラ行為やセクハラ行為をしたとして、停職6か月の懲戒処分となりました。

 停職6か月の懲戒処分となったのは、由利本荘市の中学校の50代の男性校長です。

 県教育庁によりますと、男性校長は、この中学校に着任した今年4月から9月までの間に、女性教員に対して「かわいいかわいい」などと不快にさせる発言を繰り返したほか、1人の教員に対して業務と関係のない依頼をして休日に自宅に呼びつけるなどしていました。

 教頭を含め教職員のほとんどが被害を訴えているということです。

 県教育委員会が聞き取りなどをもとにハラスメントと認定し、25日付で停職6か月の懲戒処分としました。

 処分を受けた校長は、セクハラ行為については「心の距離を縮めるためのフレンドリーな表現のつもりだった」と話し、パワハラ行為については「指導のつもりだったが行き過ぎていた」と話しているということです。

 県教育委員会は、ハラスメントに関する研修を徹底するなどして再発防止を図ることにしています。


11/25(木) 19:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8f97750ad99e585f923b41d7508c72befce75ce