2021-12-05 22:12

 中国のポータルサイト・百度に1日、アイスクリームの常識を打ち破る発明をした日本人について「本当に聡明だ」と評価する記事が掲載された。
 
 記事は、夏のスイーツとして欠かせないアイスクリームの欠点として、気温が高ければ高いほど融けやすくなり、融けだしたアイスはあっという間にドロドロになって手や服に付着してしまう点を挙げた上で、その常識が2019年に日本で覆されることになったと紹介。日光の下でも10分間は融けないアイスが発明され、通常のアイスよりも値段が高いものの、アイスを落ち着いて味わいたい人にとっては貴重な存在になっているとした。
 
 そして、このアイスの耐高温性について、実際に38度の気温で日差しが照りつける環境に置く実験をしたところ、ドロドロに融け出すことがなかったと説明。しかも、ちょっと硬いことを除けば味は通常のアイスとほとんど変わらないと伝えている。
 
 また、融けにくいために造形もしやすく、特に人気のあるクマの形をしたものはあまりに可愛らしくて歯を建てるのが憚られるとしたほか、ハートやクリスマスツリーといった形状のものもあると紹介。そのまま食べてもおいしいほか、ジャムやチョコレートソースをかけて食べることもできるとした。さらに、このアイスが一定時間融けない秘訣としてイチゴから抽出した物質を大きな役割を果たしていると説明し、天然の物質を用いて人体を傷つけることなく、なおかつ融けにくいアイスを開発することに成功したことについて「日本人の脳みそは本当に聡明だ」と評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

http://news.searchina.net/id/1703992?page=1