ことしの衆議院選挙で落選した、愛知15区の関健一郎前議員の元公設秘書が、公示前に投票を依頼する文書を送ったとして書類送検されました。

 「スタッフが書類送検されたという事実を深刻に受け止めています。有権者の皆さま、国民の皆さまに深くおわび申し上げます」
 (関健一郎前議員)

 書類送検されたのは、関前議員の元公設秘書の40代の男性です。

 関係者によりますと、元公設秘書は衆院選公示前の10月中旬ごろ、「投票用紙に『せき健一郎』とお書きくださいますようお願いします」という文言の入った文書を不特定多数に郵送した、公職選挙法違反の疑いがもたれています。

 関前議員は、「文書を送ることは知っていたが、時期や文言は秘書に任せ、知らなかった」と話しています。

 関前議員は愛知15区に立憲民主党から立候補しましたが落選し、比例復活も果たせませんでした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a7aac85fa875a781171249192347865f88b09476