2021年12月10日 07:14

 【平安名純代・米国特約記者】米下院は7日、2022米会計年度(21年10月〜22年9月)の国防予算の大枠を決める国防権限法案を賛成363、反対70で可決した。国防総省に、有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)が含まれている泡消火剤の廃棄を禁じる条項などが盛り込まれた。

 同条項は、泡消火剤が基地施設内や周辺地域にPFAS汚染を拡大させたとして、米環境保護局(EPA)が泡消火剤と汚水などの焼却処分に関する規則を発表するまで、国防総省による焼却処分を禁じる内容。法案は上下両院が合意した最終案で、近く上院で可決後、バイデン大統領の署名を経て成立する。...

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/877219