岸田文雄首相は14日の衆院予算委員会で、安倍政権時代の「桜を見る会」問題への批判を踏まえ、「私の内閣において、桜を見る会を開催することは考えていない」と明言した。

 岸田首相は、首相主催の桜を見る会について「長年の慣行の中で招待者の基準があいまいになり、数も膨れ上がり、国民から大変厳しい批判を招いた。
大いに反省すべき点があるし、二度と起こしてはならない」と強調。「自民党の党改革の議論を進め、信頼を回復したい」と述べた。

 桜を見る会を巡る問題は2019年に表面化し、安倍晋三首相(当時)が20年の開催を中止。その後就任した菅義偉首相(同)も21年の開催を中止していた。【田中裕之】
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