【独自】白金高輪駅の硫酸事件、バッテリー液から作る…ネット通販で入手

2021/12/15 15:00

 東京都港区の東京メトロ白金高輪駅で8月、男性が顔などに硫酸をかけられて重傷を負った事件で、傷害容疑で警視庁に逮捕された静岡市の大学生花森 弘卓ひろたか 容疑者(25)が、インターネット通販で購入したバッテリー液(希硫酸)から硫酸を作っていたことが捜査関係者への取材でわかった。9月10日から今月10日までの鑑定留置で責任能力が認められたといい、東京地検が近く傷害罪で起訴する見通し。

 花森容疑者は8月24日夜、白金高輪駅の上りエスカレーターで、小瓶に入れて持ってきた硫酸を都内の会社員男性(22)の顔にかけ、やけどや両目の角膜損傷など全治半年の重傷を負わせた疑い。現場から逃走したが、4日後の同28日、沖縄県で身柄を確保された。

 捜査関係者によると、押収したスマートフォンを解析したところ、花森容疑者が事件半年前の今年2月、インターネット通販でバイク用のバッテリー液を2度にわたって購入していたことが判明。自宅の捜索でバッテリー液に関する説明書も押収された。
     ===== 後略 =====
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