富山テレビ
2021年12月15日 水曜 午後7:05

「げたばき団地」の愛称で親しまれてきた富山市営の「奥田団地」が老朽化のため、取り壊される方針が15日打ち出されました。
市は、今後、入居者に立ち退きを求めていくことにしていますが、入居者は不安と戸惑いの声をあげています。
富山市奥田寿町の市営集合住宅「奥田団地」、通称「げたばき団地」は、3棟からなり、それぞれの1階部分はアーケードを備えた店舗が入り、「奥田ビル商店街」とも呼ばれています。
しかし、完成から50年以上が過ぎ、コンクリートの劣化が進んで補強の効果が見込めないとして、市は、耐震補強は行わず取り壊す方針を決めました。
また、入居者の移転先の候補となる他の市営住宅に受け入れの余裕があることから、建て替えは行わないとしています。
市は、来月から説明会を開いて入居者に立ち退きを求め、完了後に建物を取り壊す予定です。
この方針について、奥田団地に店を構える人は戸惑いを隠せません。

*奥田団地で惣菜店営む 岡部典子さん「『寝耳に水』状態。近隣住民も高齢化が進んできた。こういうアーケードの中、手押し車で買い物に来られる所はここくらいしかないと大勢が仰る。そういう方たちは、これからどうするんだ」
     ===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www.fnn.jp/articles/BBT/285849