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2021/12/16(木) 11:56:53.34ID:1sRQzNT+9東スポWeb
フィギュアスケート女子で世界選手権を5回制した米国のミシェル・クワン氏(41)が、バイデン政権から駐ベリーズ特命全権大使に指名された。ホワイトハウスが15日、ホームページで明らかにした。議会での公聴会などを経て承認されれば正式に決まる。
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クワン氏は13歳だった1994年、千葉県幕張で開催された世界選手権に出場(8位)。金メダルが有力視された98年長野五輪と2002年ソルトレークシティー五輪はそれぞれ銀、銅メダルだったが、96年から03年にかけて世界選手権で5回優勝し、優雅なスケーティングは世界を魅了した。
世界殿堂入りのほかジェームス・サリバン賞やビリー賞など栄誉ある賞に輝き、勉学や社会貢献にも熱心。複数の大学から名誉博士号を授与されるなど、その名はスポーツ界にとどまらない。
ホワイトハウスの指名を受け、本人のツイッターアカウントには市民団体から祝福の投稿も。クワン氏は「バイデン大統領からベリーズ大使を務めるよう指名され、名誉な思いです。承認されれば、誇りをもって国に尽くします」と思いをツイートした。昨年の大統領選にあたってはバイデン氏の選挙キャンペーン参加が報じられていた。
ベリーズはメキシコ南部と国境を接し、日本外務省のホームページによると人口39万人(19年)、面積は四国より少し広い。大きな国ではないものの、対中関係において米国にとって大きな意味を持つ。
中国との対立が深刻化する一方、台湾への肩入れを強める米国。ベリーズは14か国に減った台湾承認国の一つで、中米に多い同承認国に対し、中国は断交を迫るべく切り崩しを図っている。最近ではニカラグアが台湾と断交し、ホンジュラスでは大統領選を親中派候補が制した。
いわば中国外交攻勢の最前線でもある中米。米国としても、台湾承認国が減るのを見過ごすわけにはいかない。中国系米国人のクワン氏だが、大使として承認されて赴任すれば、現地政府との関係を深めて現状維持を促す重要な任務を帯びるかもしれない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3d41b89dc27378482e15f969aa03a2313d01be2