ドイツの国立ロベルト・コッホ研究所は21日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大を阻止するため、
直ちに「最大限の接触制限」を導入することを勧告した。

この勧告の適用期間は来年1月半ばまで。最大限の接触制限のほか、渡航を必要不可欠なものにとどめることや、
ワクチン接種の加速、無料検査キットの十分な備蓄などが盛り込まれている。

同研究所は、ドイツでは現時点でオミクロン株による感染は初期段階だが、他国の状況を見るに、感染の波を引き起こすことになると指摘。
1月上旬にはドイツでもオミクロン株が主要な変異株になると予測する。今後の流行度合いについては、休暇シーズンの人々の行動に左右されるとした。

ドイツの1日当たりの新規感染者数は21日に2万3,428人となり、感染死者数は462人だった。
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