明石 自宅に父親の遺体放置か 40代の兄弟を逮捕

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20211223/2020016511.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

22日、明石市の住宅で1人の遺体が見つかった事件で、警察は遺体を遺棄した疑いで
この家に住む40代の兄弟を逮捕しました。
遺体は2人の父親の可能性があるとみて詳しく調べています。

逮捕されたのは、明石市鳥羽の会社員、山田和人容疑者(49)と
同居する弟で無職の拓人容疑者(42)です。
警察によりますと、2人はおととし12月ごろ、自宅に遺体を遺棄したとして、
死体遺棄の疑いが持たれています。

22日午前、明石市から警察に対して「高齢の男性に会うために自宅を何度か訪問しているが
家族に断られて会わせてもらえない」と連絡があり警察官や市の職員が自宅を調べたところ、
1階の和室の布団から年齢や性別の分からない遺体が見つかったということです。

警察によりますと、兄弟はこの家で80代の父親と3人で暮らしていたということで、
警察の調べに対し弟の拓人容疑者は「父が亡くなったことを市役所に届ければ
年金が止められると思い黙っていた」と容疑を認めているということです。

一方、兄の和人容疑者は「父が死んだことは知らない」と容疑を否認しているということです。

警察は、遺体が父親の可能性があるとみて身元の特定を進めるとともに詳しいいきさつを調べています。

12/23 08:40