県は24日、県内で新たに10人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。23日に陽性と判明した。
県内で10人以上の感染が確認されたのは9月22日以来、約3カ月ぶり。

県衛生研究所でゲノム解析を進めているが、10人の検体全てでデルタ株の可能性が高い「L452R」変異が確認されており、
県は「オミクロン株の可能性は低い」としている。

県内で新規感染者が確認されたのは9日ぶりで、県内の感染確認は延べ9505人となった。

感染者の内訳は、会津若松市の10歳未満〜50代の男女9人と、鏡石町の40代男性。現時点で3人の感染経路が分かっていない。

会津若松市の9人のうち8人は家族で家庭内感染とみられる。
10人のうちワクチン接種は、1人が1回目を済ませただけで、他は未接種だったという。

県は「接種する機会がある人は接種してほしい」と呼び掛けている。
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