京都新聞 12/24(金) 20:12

 滋賀県教育委員会は24日、児童ポルノの画像約30点を所持していた甲賀市立中の男性教諭(28)を停職3カ月の懲戒処分としたと発表した。男性教諭は同日付で依願退職した。

 男性教諭は2015年4月の採用後から今年4月まで、男児の裸の映像を扱うインターネットの掲示板から画像や動画約20点を自身のパソコンなどに取り込み、所持していたという。他にも昨年9月〜今年6月に、ツイッターで知り合った5人から約10点の同様の画像提供を受けていた。

 男性教諭は今年10月、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで警視庁に書類送検され、11月下旬に東近江簡裁から罰金30万円の略式命令を受けた。

 県教委によると、男性教諭は採用前から児童ポルノ画像の収集をしていたという。教え子らへの被害は確認されていないといい、近く生徒や保護者向けに説明を行うとしている。

 また県教委は24日付で、生徒1人分の未納の授業料を私費で穴埋めした長浜市内の県立高の男性事務職員(33)を停職1カ月の懲戒処分とした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/640cb69fb2fcf2eae3472c3e8aa8124f86711059