バイデン米政権のファウチ首席医療顧問は27日、国内航空便の搭乗者に対する新型コロナワクチン接種の義務化を検討するよう政府に提案したと明らかにした。

CDCのワレンスキー所長は28日、米公共ラジオ放送NPRでファウチ氏の提案について「われわれが現在議論しているのはワクチン接種を促す方法だ。
確かに国内線はこれまでに議題に上がったが、現時点で再考はしていない」と語った。

その上で、CDCはあらゆる政策の選択肢を検討しているとし、ワクチン接種を強く勧めると強調。未接種者は入院の確率がはるかに高いと指摘した。

ロイターの集計によると、米国の新規感染者は過去7日間に1日平均20万5000人超と55%増加している。
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-delta-idJPKBN2J800J