29日に過去最多となる48万9257人が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示した米国では30日になってもその数が増加。
AP通信などによれば、南部フロリダ、ルイジアナ両州では30日になって過去最多数をさらに更新した。

フロリダ州では24日に過去最多の3万2874人が陽性反応を示していたが、29日に4万6923人、そして30日にで5万8013人にまで数が増えた。

米疾病予防管理センター(CDC)はフロリダ州での1週間の陽性率を18・7%としているが、
マイアミデード郡では約25%ほどにまで跳ね上がっていると報じられている。

8月の感染ピーク時の1日の最多数が7548人だったルイジアナ州でも29日に9378人を記録したあと30日には1万2467人に急増。
12月17日以降、入院患者は3・7倍増の762人に達している。

中西部オハイオ州でも30日に3万人が陽性反応を示し、入院患者も過去最多の8466人。
シアトルのある西部ワシントン州のキング郡では陽性率が40%を超えたために、検査所の予約を制限。症状がある人だけの検査に踏み切った。

米国だけでなく世界各地で新規陽性者は一気に増加。米国と国境を接しているカナダではトロントのあるオンタリオ州など6州で過去最多数を記録しており、
イタリアでは過去最多だった前日より30%も増えて12万6888人の陽性が判明している。
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