ひろゆきは「ラトビア人」になろうとしていた

ひろゆき:はい。日本でも有名になったエストニアの南にある旧ソ連の小さな国です。ラトビアってヨーロッパのなかでも永住権が取りやすい国で、まとまったお金を現地の銀行に入れて5年暮らしたら定住ビザが取れるという話だったんです。それで4年くらい暮らしたんですけど、ビザ取得にはラトビア語の試験があることを知って、「そこまで苦労してビザいらないかな」と思ってフランスに移った背景があります。フランス語って母語人口以外に第二言語になっている国が多いので使い道がありますけど、ラトビア語を覚えてもね(笑)。

ひろゆき:そうですね。いまはずっと観光ビザを更新しながらフランスに住んでいるんですけど、このまま住み続けたら長期滞在資格が取れるんです。それが取れるとEU内で自由に住む場所を変えられるようになるんですよ。ちなみに僕、アメリカの10年ビザも持っていますし、マレーシアのMM2H(長期滞在ビザ)も持っています。

ひろゆき:だいたい僕も最高月収があったのって、15年くらい前ですから。2ちゃんねるの掲示板から生まれた小説『電車男』が売れたときに5000〜6000万円くらいあったかな。それが最高値ですよ。

ひろゆき:そうですよね。日本に住んでいるお金持ちの知り合いたちを見ていても、半分くらいは子どもをインターナショナルスクールに行かせていますよ。本人たちはいまのところ移住する気はないみたいですけど、次の世代はいつでも海外に飛び出せる準備を進めていると。「いよいよ日本脱出が加速していくのかぁ」と思いながら状況を眺めています。
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