イスラエルのベネット首相は2日の記者会見で、保健省が60歳以上の全市民と医療関係者を対象に新型コロナワクチン
(米ファイザー製)の4回目接種を承認したと明らかにした。

昨年末時点で、全人口の45・6%が3回接種した。
専門家の中には、4回目を必要とする科学的データが不十分だとの反対意見もあったが、オミクロン株による感染拡大を受け、承認に踏み切った。

ベネット氏は会見で「経済を回し、一方で市民の健康を守る」と強調、ワクチン接種を呼び掛けた。

地元紙によると、2日の重症者数は110人で、前週と比べ16人増加。うち87%はワクチン未接種者という。
https://www.chunichi.co.jp/article/394308