日本一のかつお節産地 枕崎市で “かつおの初競り”

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20220104/5050017384.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

かつお節の生産量が日本一の枕崎市で4日朝、水揚げされたかつおの初競りが行われました。

枕崎市は、かつお節の生産量がおととしの1年間で1万2185トンと、
全国の生産量の半分ほどを占め、日本一の生産地として知られています。
4日朝、マーシャル諸島近海で操業していた地元の漁船から、
冷凍されたかつお、およそ18トンが次々と水揚げされました。

午前7時すぎから、鐘の合図とともに、ことしの初競りが行われ、買い付けに訪れた
加工業者の人たちなどが、目当てのかつおがあると、木の札に値段を書いて台の上に投げつけ、
競り落としていきました。

漁協によりますと、ことしの初競りは、最も高いもので1キロあたり300円で競り落とされ、
去年の初競りより1割ほど高値がついたということです。
4日に競り落とされたかつおは、ほとんどが地元でかつお節に加工され、全国に向けて出荷されるということです。

枕崎市漁業協同組合の市田恵八朗代表理事組合長は「非常にいいかつおが揚がっているので、
上質なかつお節ができると思います。ことし1年も、日本一のかつお
節業者の皆さんのために頑張りたいです」と話していました。

01/04 11:14