去年、大阪市内でひったくりを繰り返していたとして男が逮捕されました。犯行後、男が「職務質問を受けて逃げた」などと警察に自らクレームの電話をしたことが検挙につながったということです。

窃盗などの罪で逮捕・起訴されたのは住居不定・無職の澤田政樹被告(43)です。警察によりますと、澤田被告は去年10月に大阪市住吉区の路上で歩いていた50代女性のトートバックを自転車で追い抜きざまに盗んだ罪などに問われています。

事件の発生当時、警察は犯行に使われたとみられる自転車を住吉区内で発見し、持ち主の男に職務質問をしようとしたところそのまま逃走したということです。

澤田被告はその後、警察署に自ら電話をかけ、「警察に声をかけられて逃げた」などと職務質問についてクレームを伝えた上で電話口で本名などを名乗ったことから、関与が浮上したということです。

警察の取り調べに対し、澤田被告は容疑を認めているということです。

逮捕当時、澤田被告からは覚せい剤の陽性反応も出ていて、覚醒剤取締法違反の罪でも逮捕・起訴されています。

MBSニュース2022/01/06 18:15
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20220106/GE00041872.shtml