米モデルナのバンセル最高経営責任者(CEO)は6日、新型コロナウイルスのブースター接種(追加接種)について、
効果は今後数カ月で低下し、今秋に再接種が必要になる可能性があると述べた。

ゴールドマンサックス主催のヘルスケアイベントで、同社はオミクロン変異株向けワクチンを開発しているが、
2カ月以内に利用できる可能性は低いとした上で「22年秋とそれ以降も、ブースターが必要になると考えている」と述べた。

イスラエルのベネット首相は4日、同国で行われた研究の予備的結果で、
4回目のワクチン接種後1週間で抗体が5倍に増加することが示されたと述べていた。

モデルナは、米国でのブースター接種による売上高が今年最大20億ドルになる可能性があると第3・四半期決算で見通している。
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-moderna-booster-idJPL4N2TN026