※NHK 岡山県のニュース

高校生が製作した“空飛ぶクルマ” 空中に浮くか初実験
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20220111/4020011465.html

01月11日 17時52分

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20220111/4020011465_20220111185618_m.jpg

浅口市の高校生が、新たな移動手段として将来の実用化が期待されている「空飛ぶクルマ」を製作し、空中に浮くかどうか調べる実験を初めて行いました。

浅口市にある、おかやま山陽高校の生徒20人が、去年8月から製作しているのは「KIBOU」と名付けられた空飛ぶクルマで、ドローンの技術を応用して電動で飛行します。
機体は全長およそ3メートルで、1人まで乗ることができ、生徒たちはドローンが空中に浮くかどうか調べる実験を初めて行いました。
実験は、安全を確保するため空飛ぶクルマの周囲に鉄のポールを立てて行われ、はじめは機体のバランスが崩れることもありましたが、およそ1分間、1.2メートルの高さに浮き上がりました。
操縦を担当した高校3年生の生徒は「はじめは操作が難しかったですが、途中から慣れてきました。次はおもりを載せて飛ばし、最終的には人を安全に乗せられるようにしたい」と話していました。
生徒たちは今後さらに実験を行い、1月15日に岡山市で行われる催しで、空飛ぶクルマを発表する予定です。