>>845
古来のキリスト教圏の結婚は神の前での契約で、産めよ増やせよな行為もそういう相手とすべきこと
愛人やその子供ってのは酷い言い方になるけど宗教的にタブーな存在という考えだったんよ
実際には歴史上の王侯貴族に愛人や庶子がいることは珍しくなかったし
王侯貴族の庶子ならちゃったり貴族とか騎士団長とかになってたりはするけど
昔のシングルマザーや私生児差別が酷だったも一因にもこの考えがあった

王族だけじゃなく貴族でも、庶子には基本的には継承権ないし、
逆に正式に結婚してれば王族の男と貴族の女の間の子にも継承権はあるし
そもそも昔の政略結婚も必ずしも王族同士で行われるものじゃなく貴族の娘が王妃になることもあるし
王に嫡出子がいなければ、王家の血を引く貴族に継承権がいくこともあった
貴族っても遡れば王族なのも多いから血筋の面でそんなに王族と断絶してたわけでもない
(ただし母親が貴族でもその中でも身分が低いと貴賤結婚として継承権が認められないことのこともあった)