京都市 ふるさと納税寄付額52億円 7年ぶり流出額を上回る
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20220114/2010013232.html

01月14日 13時24分

今年度、京都市に寄せられたふるさと納税の寄付額は52億円で、前の年度の3倍以上になり、7年ぶりに寄付額が流出額を上回りました。

京都市に去年4月から12月末まで寄せられた今年度のふるさと納税の寄付額は、52億3500万円でした。
これは、過去最高だった昨年度の17億6000万円の3倍以上に増えました。
一方、京都市民が他の自治体に寄付したことによる税の控除額、いわゆる流出額は49億円で、7年ぶりに寄付額が流出額を上回りました。
京都市では、流出額が上回る状況が続いていたため、去年から返礼品の品目を20倍に増やし、なかでも、寄付額の3割を占める「おせち料理」を充実させるなど、てこ入れを図ってきました。
しかし、寄付額が増える一方で、返礼品の調達や市がPRで活用する民間のサイトに支払う手数料などのコストもおよそ30億円かかっています。
京都市は、「寄付額の目標の40億円を達成できたうえ、返礼品の充実がコロナ禍で打撃を受けた地元の産業の支援につながったことは、成果と考えている」と話しています。


※関連リンク
https://www.city.kyoto.lg.jp/gyozai/page/0000293636.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000059523.html