0001蚤の市 ★
2022/01/18(火) 06:41:56.21ID:FeKNwyqF9◆中等症患者の半数に酸素投与 第5波と似ている…
東京医科歯科大病院(文京区)の新規の入院患者は1日1人ほどだったが、14日は5人に増えた。15〜17日は計7人が入院し、中等症患者用の24床のうち15床が埋まった。植木穣ゆたか医師は「また大きな波が来るのかという思い。医療逼迫の状況に近づきつつある」と危機感を抱く。
17日時点で、重症の入院患者は1人で、デルタ株の感染者だ。重症者用病床は3床空いている。中等症の15人は高齢者や持病がある人で、8人に酸素を投与している。デルタ株かオミクロン株かは検査中。
植木医師は「中等症患者の半数に酸素投与をしている状況は(デルタ株が主流の)第5波の時と似ている。オミクロン株は重症化しにくいとされるが、高齢の入院患者が本当に重症化しないか、もう少し見極めたい」と警戒感を示した。
24日までに中等症病床を、倍以上の49床に増やし、医師を10人から15人に増やす予定だ。だが拡充には限界がある。「新規感染者が1日何万人にもなると、重症化率が低くても入院患者、重症患者が増え、医療が逼迫する」と感染拡大の抑制を訴える。
◆高齢の患者が増えてきた時にどうなるか…
昭和大病院(品川区)は24のコロナ病床の使用率は7割前後で推移している。入院患者の大半は20〜30代。最近入院した50代の男女2人は持病があったため、承認間もない経口薬「モルヌピラビル」を投与し、回復した。
相良博典院長は「軽症で入院してくるので第5波よりも回復、退院が早いが、高齢者の患者が増えてきた時にどうなるか」と不安を口にする。コロナ病床を82床まで増やせるが、職員の確保に不安がある。現在、10人以上が家族の感染などで濃厚接触者となって欠勤中。欠勤者が増えればベッドが空いていても入院患者を受け入れられない。
医療従事者は濃厚接触者でも毎日の検査で陰性なら出勤できるが、相良院長は「感染しているリスクがある以上、出勤は慎重にせざるを得ない」と話す。市民に対し、「マスクの着用や手指消毒をもう一度徹底し、飲み会は自粛してほしい」と呼び掛けた。
東京新聞 2022年1月18日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/154770